雨に映える紫陽花が

こないだM口とした話、について

『大学を卒業したら連絡を取る友達はいるのか』ということ

 

学生生活、長いことやってきたけど、スクールカーストで言うとBくらいの位置にずっと居て

運動部だったから、なんとなくそこらへんに居たってだけなんだけど、合唱コンクールの実行委員とか馬鹿みたいにやってたりしたから、目立つ仕事もしたりして

だから強めの方々とも、文化部の方々とも、なんだかんだ沢山お話をして、人間関係っていう観点から話をするのであれば、友達は多かったほうだとおもうし、上手にやっていたとおもう

 

小学校、中学校、高校、そしてこれから大学を卒業しようという年齢になって振り返ってみると、わたしには友達がどれだけ居るんだろう

 

中学校のときに「親友だよ」と言って涙で別れたあの子も、高校のときによく電話をしてたあの子も、今となっては遊ばなくなって、連絡を取らなくなって、ツイッタで見かけても読んだふりしてスクロールして消して

 

いま残ってる人たちがきっとわたしの生涯の友人だ、とおもう

 

その学校にいるときはね、居るの、沢山ね

でもまず「卒業」っていうでっかいふるいにかけられて、そこから先はふるいの目が細くなって、どんどんどんどん細くなって

 

せっかく集まっても、継続しないと意味がない

集まった場で未来の話をしないと、過去に引き摺られて「久しぶりに会えてよかった」で終わってしまう

 

『最高最大最愛を、その都度更新してきただろう いつだって今が大事だったんだ』

 

今までの学校生活を振り返っても、わたしは絶対大学が一番楽しい

 

高校に入学するときは中学の頃の思い出なんて超えられないと

高校に慣れてくると中学の頃のことなんて思い出したくもないわと

大学に入学したら高校に戻りたいと

大学の卒業が近づくと卒業したくないと

 

人間ってのは結局今が一番楽しいんだって

きっと自分も成長してて、日々の生活の中の失敗が減るからじゃないかとおもう

嫌な思い出が少ないから楽しいんだよ、ちゃんと進んでんだって

 

大学の友達、学部にもサークルにもそれなりにいるけど、社会人になって忙しいのにさらに地元も遠いとなるとこれは(フラグ)

 

フラグだよなア

 

大切だっておもう人が、いつまでも大切なのに、どんどん薄まっていくかんじ 嫌だね

そういうのは一回でも会えばもとの濃さに戻るんだけど、会うまでが億劫だな

 

サークルの友達の仲良しグループがあって、今でこそ月1で集まれてるけどこの先どうなるのかしらって漠然とおもってて

そのメンバーで毎年誕生日プレゼントの交換をしてて、3人だから毎年順繰りに選んで渡してて

 

わたしは今年K見にプレゼントを貰ったのだけど、そしたら「次おさげにあげるのは再来年だね」って言うんだよ

 

再来年って(笑)って思った

思ったけど、再来年の話を普通にできるのってすっごい素敵なことだなって思った

 

再来年は、大学を卒業して2年経ってて、きっと仕事をしてて

でもなんかそういう、未来のことを話せる友達が大学でもできたのねって素直に嬉しかった

 

そうだね、遊ぼうね

 

 

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