空の水槽

電車に乗っている

秋になると人の色味が地味になるね みなさんお疲れのようです

 

塾に通っている子、私立に通ってる制服の子

小学生はさも当たり前のように電車に乗って、たくさん読みなさいよと教えられた本を熱心に読んでいる

 

思えば、初めて1人で電車に乗ったのは中学1年生の時、3つ先の駅にあるショッピングモールまで友達の誕生日プレゼントを買いに行った時だ

 

いつも乗っている筈なのに、お母さんが居ないとこんなに不安になるものなのか

改札を通るのも、来た電車に乗るのも、自分の行動のひとつひとつが合っているのか合ってないのかわからなくなるくらい緊張して、まるで悪いことをしているかのような気分になった

 

わたしはいつから1人でちゃんと電車に乗れるようになったんだろうな

 

1人で出来なかったことは他にも沢山あった

わたしは小学生の時、自分の服を自分で選べなかった

選べなかったから、お母さんがハイハイって出してくれたものを着て、学校に行っていたのだけど、気分じゃないとかこの服嫌いとか、そういうのは一丁前にあって、文句を垂らしながら学校に行った

 

1人で電車に乗って行きたいところに行けること、欲しい服を買って、着たい服を着て、毎日を過ごせるなんてこんな幸せってあるのねって今でこそ思うけど、あの頃着てた制服とかはもう着れないし 決められたもんに嵌って生きていくのも、それはそれで有りだ

 

テレビとかを観ていると、お洒落な人はみんな女優帽をかぶっているな

確かにお洒落で可愛いとは思うのだけどエレガンスすぎて手が出せないし、アレ、一般人には高度じゃないですか?

 

普段帽子はかぶるほうではあるのだけど、庶民の中の庶民的な生活をしているからエレガンスとは全くの無縁で、だって大学にあの女優帽必要なくないですか?なんで大学に行くのに女優帽が要るんですか?みたいな、そういうひしゃげた考えがいけないんだな 固定概念をこう、ね

 

でも帽子っていうのは誰か1人がかぶってるからいいんだよ 同じグループに女優帽は2人要らないし、ニット帽も2人要らない

駆け引きやで………

 

学校が週2なのはすごく嬉しいんだけど、時間を持て余して持て余して仕方ない

やらなきゃいけないことは山ほどあるのに、テレビに昼寝にバイトに大忙しで何も手に付かないし結局直前になってあわあわどうしようってなるのが目に見えてるな

 

9月末、めちゃくちゃに予定を入れて毎日毎日遊び倒してたのに、10月に入った途端まるで予定がなくて、すっからかんの毎日と、課題と電車の時刻表のスクリーンショットしか増えないカメラロールに虚しさを感じている 遊んでほしい

 

こんだけ毎日暇だと携帯も飽きるな

わたしは誰かと話がしたいんだよ

 

そういえば 昔のポルノグラフィティの歌詞とか、昔のBLEACHの台詞とか、句読点とか・とか、そういうのが入ったでしょう

あれ、粋だよなア

歌が歌じゃないかんじ、台詞に命が吹き込まれるかんじ

 

グッとリアルになってすごい

 

あとツイッタでフォローしてるポエマーみたいな人たち、すごく深いこと言っててすごく好きなんだけど、みんなクリープハイプを聴いてる

クリープハイプだけじゃないんだけど、(ああ、この人の考えとか文章とかすごい好きだ)とおもう人たちは基本的におんなじような音楽を聴いてて(そういうことだよな)ってなる

 

そういうことだよな

それだけが全てじゃないけどさ

 

うたかたの日々/凛々フルーツ -アカシック