花丸の海へまっすぐ

おはようございます。

 

コロナの休校から早3ヶ月。

うちの勤務校は、週に1度の登校日を設けて、課題を配布したり回収したりしています。

 

週1でも、うちのクラスのお子たちの顔が見られるのは嬉しい。最高に可愛いし。(「砂時計」の2巻かなんかで杏ちゃんと大悟の遠距離恋愛が始まって、バイト代で貯めたお金で東京まで会いに来てくれた大悟のことが前より格好良く見えてときめくみたいなかんじです。)

 

週1しか学校に来ないと、先生に会うのも友達に会うのも(多分凄く楽しみだったくせに)恥ずかしいみたいで、ちょっとみんなそわそわしています。

とりあえずうちのお子はみんな元気そうです。

 

まあこんなにコンスタントに登校日が始まったのは5月半ばになってからで、3月と4月はほとんどお子に会えなかったんだよ。

会えなかったんだけど、会えない期間に、クラスの子から、うちに手紙が届いたんだよ!3人から!

 

それはもう愛がこもった、すんばらしい手紙だったよ。「大好き」って、いっぱい書いてあった!(お子は、“この人イイ!”っていうのを表すのに基本『大好き』しか語彙がないのが可愛い!そのまままっすぐ成長してくれ!)

 

嬉しかったからお返事を書いたんですが、自分で言うのもアレだけど、私が小学生だった頃、担任の先生から来た年賀状とかって凄く特別で、嬉しかったんだよね。だから、その子にとっても、宝物になればいいなと思って、またつらつらと(小2に読める量をと思ったけど思いが募り過ぎて便箋2枚に文字びっしりになってしまった。お子ごめん。)

 

後日談でお子の母から、「先生から手紙が来るまで何日も何日も朝昼ポスト確認しに行って、やっと来た手紙を玄関のところに座って何回も読んで嬉しくて泣いて、2年生になったら担任の先生は変わっちゃうのかなぁって言ってまた泣いて、今は宝箱に大事しまってあります。」だそうです。なにそれ〜〜〜愛しい〜〜〜〜

 

でも、なんか良かったなぁ!手紙が届くって!

今は携帯があるし、LINE、ツイッタ、インスタとか、SNS〜!!!ってかんじで、小・中・高・大・バイト先・職場、知らない人とだって繋がれて、こんな事態で会えない友達と、テレビ電話で飲み会だってできてさ。すっごいよ。なんでもできちゃうもんね。

 

そういう便利な世界が当たり前すぎて忘れたけど、子供はそうはいかないんだな。SNSなんかやってないし、携帯だって持ってない。でも先生には会いたい!

だから手紙だったんだろうなぁ(持ち上がりの学級だったので、1年生の時に「年賀状送りなさいよ!」って住所を渡してあったのが良かった!グッジョブ!)

 

覚えたての漢字を使った平仮名ばっかりの手紙だったけど上手に書けてたし、何より気持ちが伝わった。頑張って書いてくれたんだなぁって、愛しくなった。

 

会えないから手紙を書こうっていうその発想が良い。大人になってしまった私には無かった発想!

 

手紙のなにが良いって、形に残るし貰って嬉しい!(字から声がするかんじ!)

大学生の頃に書いたずうっと前の記事で書いたな〜手紙っていいなって。自分で書いたことすら忘れてたけど前からいいなと思ってたんじゃん。

 

どんなにSNSが発達しようと、手紙って文化は無くならないだろうな。無くなって欲しくないな。

 

そういえば今はボールペン字を練習してるんだけど、癖字が抜けなくてあんまり上手に書けない。頑張って書いても、わたしの字っぽくないんだよな〜当たり前だけど。ボールペン字で綺麗に書いた字からはわたしの声はしないかもしれない。それはちょっと寂しいな。

 

ここ最近、前よりずうっと忙しくなくなってさ。夕方とか夜とか、一人でぼうっとしてる時間が増えて、前よりいろんなことを思い返すようになった。

 

人間っつうのは、8割昨日と同じことを考えて生活してるんだって。

わたしは思い出の中に居るな。ずっと。どうしようもない(自分の中でとてつもなく大切になってしまっている)思い出の中!あとすっごいお粗末で不毛な妄想の中!

 

だめだめ!って思うけど、いつも自分からそっちに思考を持ってっちゃうのよね。結局そこが良いんだろうなぁ!わたしの場所じゃないのに

 

このあいだね、今年異動で入ってきた女の子にね、福生駅にちょいちょい落ちてるパンの話とおたまじゃくしの話をしたのね(クソみたいな話をしてごめんK米さん)

そしたら「ちょっとした日常を楽しめるのって凄く良いですね」ってね、褒めてもらったの、すごく嬉しくて。多分K米さんはどうしようもない先輩の話を上手くまとめようとしてくれたんだと思うんだけど、やっぱり嬉しかったの。

 

26歳になっても、褒められたり認められたりされるのって嬉しいの。

26歳になっても、嫌なこと言われれば腹が立つし、喧嘩すれば不安になるんだよ。

 

わたしはよく失敗するんだけど、なんでも正直に伝えればいいわけじゃなくて、言葉には会話には受け取る相手がいるってことを忘れちゃいけない。

 

受容と共感なんてよく言うけどホント大事だよ。そうだよね、わかるわかる、それって辛いよね。そうだよね、わかるわかる、それ面白いよね。って言ってもらいたいんだもん。みんな気持ちいいほうが絶対いいなぁ。

 

前にも書いたけど、不幸なことにわたしは頭に思いついたことは全部口にしなきゃ気が済まない質なので、我慢をしたり言葉を選んだりすることに力を使わなきゃいけないんだってことに今更気付いたんです。

前言われたな、そういえば。わたしのいいところ。「良くも悪くも素直なところ」だって。よく見てくれてありがとう。多分何度か傷付けたんだろうな。ごめんね

 

最近は「ブラックガールズトーク」っていう漫画の、ストーリーテラーじゃないけどそういう、主要の3人のことがすごく嫌いで。

身近にいる「ヤバイ人」、まあパワハラやらモラハラやらをしてくる上司とか近所の人とか友達の彼氏とかの話をその主要の3人のうちの一人が「そういえばこんな人がいて〜」って話し始めるんだよね。

んで最後はそのヤバイ人が周りから見放されて終わり。みんな迷惑被ってたからスッキリした!って感じに流れて終わるんだけど、なんか腑に落ちなくてね、こう、多分似てるんだなぁ。自分と。女子会で人の悪口言ってる時の空気。人の不幸は蜜の味じゃないけどさ。すっごい 楽しいんだよ。楽しいけど、側から見たらいいもんじゃないよな〜〜〜〜

 

それを自覚してるかしてないか、それだけでちょっと違うはず。言い聞かせるようにこんなこと言ってても、全部ブーメランみたいに、自分のとこへ返ってくる言葉たち!わかってんだよ性格がひん曲がってることなんて!

 

ほんとはそういうことで人を下げたり自分を上げたりしたくないよ。シンプリーの歌詞がグサグサ刺さる夜です

 

 

シンプリー/歓声前夜 -SUPER BEAVER