灰のカバーの文庫本

逆境を、笑いに変えられるあなたは天才

逆境を嘆くだけのわたしは凡人か

 

ショッキングな出来事も、生活においての失敗も、不安なことも、つらかったことも、全部話のネタになるでしょう

人に言うことで浄化されることもあるし、気持ちが楽になったりしてね

面白おかしく人に喋ってるうちに、こういうつらいことがあったけどめっちゃうけるよねって、自分の中でもシフト出来れば人はもっと強くなる

 

でも全部が全部を面白い話にする必要はなくて、こういうことがあって、こう思ったんだよって、人に伝えること

日常の機微を発信することをやめたら、人としての感情が死んじゃう気がするな

 

会話の中でもね、この人の言葉が綺麗だなとか、言葉の選び方が面白いなって思う人が沢山いて楽しいよ

耳に残る友人の言葉を使っていくうちに自分の言葉になって、それが伝染して、口癖がうつるのは一緒にいるから、好きだから

湘南乃風の赤飯ことRED RICEさんもね、約束っていうソロ曲でおんなじようなこと言ってたよ(湘南乃風の歌詞は、愛するお前、最高のダチ、親に感謝、昔は悪さしたよな、今握ってるお前の手は絶対に離さないゼってかんじで構成されててブレない)

 

HYとFLOWと湘南乃風ばっかり聴いてた中学時代、髪の毛をボブにするもこけしにしか見えなかった高校時代を共に過ごした同級生と久しぶりに再会、お酒を飲みながら話す機会があった

 

「おまえの言うことはいちいち棘があるなアと思って、高3のとき、あんまり話さないようにしてた」

 

衝撃であった

 

ちょっと待ってよわたしね、今でこそ久しぶりに話すけど、あの当時は結構めちゃくちゃ話しかけてたじゃんって

そういえば高校時代、よく電話をしていた友人にも同じようなことを言われたな

同じグループにいた子にも言われたことあるかも

 

自分で自分の言動を振り返っても、出てくるのは過去に友人に言われた指摘ばかりで、肝心の「棘のある言葉」が出てこない

そりゃそうか、わたしはごく普通の日常会話として棘をばら撒いているのですからね

息をするように口から流れ出す棘はわたしの友人たちを無作為に攻撃して、血だらけになったところにまた、グサグサと、これでもかと、相手を追い込んでいるのかと

 

怖くなった

 

何人かに同じことを言われるってことはね、みんなが感じてるってことだよ

もしかしたら、このあいだ飲んだ友人が知らない間にわたしと距離を置いていたように、知らない間にわたしから離れて行ってしまった友人いるかもしれない

もしかしたら、この先、大好きな友人たちが離れて行ってしまうかもしれない

 

一昨日飲んでからずうっとモヤモヤしていてあんまり物事に集中出来ないし、電車に乗ってても遠くばっかり見てしまうからそろそろ自害ワンチャンある(この件はGoogle先生で「言葉 棘」で検索するくらいガチな話)

 

みんなを傷付けたいわけじゃないの これはホントのホントで

言いたいことばっかり言えてんのも周りのおかげ、だけど、わたしは傷付けてるのね、周りを

 

わたしは変わらなきゃ

 

 

針と棘/×と◯と罪と -RADWIMPS