濡れたバスタオル
8月頭、1年間口をきいてなかった姉と仲直りをした
おばあちゃんのお見舞いに行った時、自然に話が出来て、1年前に盛り上がった話を今更掘り返して笑ったりした
お姉ちゃんのツイッタを覗いたら「おばあちゃんのおかげで1年間口をきいてなかった妹といろんな話が出来た おばあちゃんには感謝しきれない」みたいなことが書いてあって、嬉しくてスクショをしたりした
おばあちゃんの四十九日の日、ホントにしょうもないことでまた喧嘩して、また口をきかなくなってしまった
生まれてこのかたお姉ちゃん同じものを見てきたから、面白いとおもうこととかツッコみたいこととかが一緒で、口をきいてない間もテレビを見て笑うタイミングが一緒だったり、発言が似てたり、(先に言われたクソッ!!)って自重することもあったりして
めんどくせエな、喧嘩ってのは
謝る謝らないの問題じゃなくて兄弟の場合はタイミングだから、口をきかないことに慣れてしまうともう取り返しがつかない
でも兄弟ってのはどうしても兄弟だから、いくら口をきかなくても繋がりがなくなったりしないじゃない
友達やら恋人やらになってくるとそうもいかないよなア
喧嘩して、話をしなくなったら「友達」って言えんのか、「恋人」って言えんのか
友達やら恋人やらと喧嘩をした時には、自分の言い分を適度に伝えつつ、相手の言い分も理解して、どうにか折衷案を提案、もしくは折れるか、突き通すか
折れ方も実に重要で、「はいはいもういいこっちの負けです」じゃだめだよね
(喧嘩めんどくさ………さっさと折れとこ………)が相手に伝わらないように、上手にシュンとして、笑顔で仲直りまでもっていかなくちゃいけない
喧嘩してる時ってイライライライラしてるから、頭に血がのぼって(おまえが悪いでしょ!どう考えても!なんなの!死んで!死んで詫びて!)って思いがちだけど、相手が一方的に悪いなんてことはそうそう無くて、(普段から上手に立ち回って相手に気を遣ったりだとかそういうことが出来てたら、喧嘩も起こんないんだろうなっておもうけど)結局自分も結構悪かったりするから、「おまえも悪かったけどわたしも悪かったから直そう。おわり。」ってかんじだよね
イライラしたときとか(死んでくれ〜〜〜)ってめちゃくちゃ思うけど、いざ死なれると絶対むりだし(あの時わたしが死ねなんて思ったから……………)っていうドラマでよくある自責の念に苛まれてわたしも死ぬと思う、メンタルがカバーガラス(※カバーガラスはプレパラートにのせるすぐ割れる四角い薄いガラスのことやで)だからな
でも喧嘩って謝りたくないんだよな 悔しいし
負けたかんじするじゃんな、負けたくはないよな
わたしは激情型だからイライラにまかせて言い合いとかのほうがやりやすいんだけど、相手が理論派だともうだめね
さらにイライラして、それこそ「もういいよこっちが悪かったやめよう」になってしまう
これは負け
いいやつ代表のK林は、喧嘩になる前にスッと身を引いて、喧嘩にならないようにするそうだ
大人だ
わたしはつくづく子供だな
考え方から何もかもがさ
喧嘩するほど仲が良いなんてよく言うよ、あんなの嘘だよ
お互いを尊重出来てれば喧嘩なんてしないでしょう
広い心もなにも持ててないわたしは結局また誰かと喧嘩するんだろうけど、失くしたくないな、いつまでも繋がっていたいな
ニセ彼女/雲をも摑む民 -ポルノグラフィティ